中村が考える”来年以降の共通テスト数学への向き合い方”

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中村塾です!!

波乱を呼んだ今年の共通テストですが、まずは受験生の皆さん、2日間の受験本当にお疲れさまでした。

殆どの受験生が、各々目標とする大学の個別入試に向けてラストスパートをかけている真っ最中だと思います。

この1カ月の勉強の密度次第で、まだまだ合否はいくらでもひっくり返ります!

A判定の方は慢心せず、またD判定の人も諦めることなく、本番を想定した過去問演習に励みましょう!

そんな中ですが、今日は来年以降に共通テスト数学を受験する予定の大分の高校生・浪人生の皆さんに対して、共通テスト数学への向き合い方をお話ししたいと思います。

心構え1:難関大志望者以外も圧倒的インプット量を確保せよ

共通テストの数学1Aを得点源にできた時代はもう終わったと考えた方がいいでしょう。

特に整数問題は分量がヘビーかつ、誘導に乗るのもなかなか難しい問題だったのではないでしょうか?日ごろから剰余類の整数問題をたくさん解いている難関大学志望の子と、それ以外の子で出来具合に大きな差があった印象です。

難解な整数問題が2次試験であまり出題されない傾向にある地方国公立志望の生徒は、この大問で大きな打撃を受けた傾向にあると思います。

また確率の大問についても、”完全順列の漸化式”を最低限理解していた子とそうでない子の間で得点率と所要時間の両面で大きな差が生まれたのではないかと思います。

完全順列の漸化式は青チャートなどの網羅系参考書で必ず扱われている知識なので、知っていた子もそれなりにいたはずです。

正直なところ、大分大学レベルの地方国公立大学の場合は、これまでであれば「基礎問題精講」を完璧に仕上げれば合格点を取れると私自身生徒に伝え続けてきましたが

大分大学志望でも、青チャートの例題レベルは全問題ノータイムですらすらとアウトプットできる状態にまで仕上げておかないと、共通テストで大失点を喫してしまうと強く感じています!

数学が得意でない生徒は青チャートの難易度4や5は敬遠しがちであると思いますが、こういった難易度帯の問題も十分に理解し、体得していかない限りは共通テストで戦うことはできないといっても過言ではないでしょう。。。

数学を受験で使う生徒は、肝に銘じておいてください、「とにかく早く始めて、大量の問題を徹底的に理解して漏れなく体得する!」

心構え2:「問題を俯瞰する力」を日々の学習から身につけよ

問題の難易度もさることながら、時間的にも非常にシビアだったのが今年の共通テスト数学だったと思います。

その原因として、単純に問題の量が増えたという側面もあるかもしれませんが、個人的に感じたのは「状況把握にかかる時間の増加」です。

例えば数学ⅡBの数列は、設問文の長さ、つまり与えられる設定・条件の多さゆえにそう感じさせられました。

ⅠAの整数問題に関しては、単に誘導に乗っているだけでは問われている内容が把握できない、いうならば「誘導と解答の乖離幅」が増加したががゆえに、状況把握に時間がかかってしまったと感じます。

この課題を解決するためには、心構え1で挙げたインプット量を増やすだけでは不十分で、演習や模試などのアウトプットの場において、短時間で問題の状況を把握する訓練を積んでいき、「問題を俯瞰する目」を身につける必要があります。

また、センター試験の時にはなかった共通テスト数学の特徴として強く印象に残ったのは、最終問題の手前までで、ある数学的な考え方・法則を問題を解くことを通じて与えられ、最終問題では与えられた考え方・法則を使って自分で1から解答を導いていく、という出題形式です。

数学ⅠAの整数問題がまさにこのような出題形式でした。

この形式の場合、しっかりと誘導にのって、問題の意図・メッセージを理解できなければ最終問題は絶対に正解できません。(もっとも問題を俯瞰できていない限りは中盤くらいで解けなくなると思いますが。)

こういった形式の問題に対しては、MARCHレベルの私大理系数学の入試問題を解いていくのが現状では対策として最も効果的であると感じます。

今後、こういった問われ方をする設問が増えていったら、結果として共通テスト数学はさらなる難化傾向の道をたどっていくことになると強く感じます。

「問題を俯瞰する力」とは感覚的な話ですが、文系的な読解力と理系的な知識応用力(既知の事実を別の事象にも当てはめる力と定義します)の両方を伸ばしていく過程で身についていく力だと感じています。

まだ受験勉強始めていない国公立志望の高2はかなり遅れているという自覚を持ってください!!

いろいろと心構えなどと偉そうに説いてきましたが、一番伝えたいのは↑です。

当たり前ですが、大学入試は3人に1人しか合格しない試験です。

同じ大学・学部を出願して合否を争うライバル間で、先天的な勉強能力は大きく変わりません。

最後の最後で1/3側の人間に入れるかどうかを分かつ要素として大きいのは、高校・浪人期間でのトータル自習時間であることは間違いなく、トータル自習時間で差をつけるためにも、できる限り早く本気の受験勉強を開始するに越したことはありません。

受験勉強スタートの足掛かりとして、是非とも中村塾で一緒に勉強しませんか??

上で挙げた共通テスト数学に立ち向かううえで必要な心構えに関しても、塾長の中村が懇切丁寧に指導して参ります。

生徒様の現在のレベルや、目標とするレベルに関わらず、科目を問わず(ただし理科は物理化学のみ)対応可能です。

当塾のように、1対1の個別指導塾で学生講師でない専業講師が指導し、かつほぼ全ての科目に対応している塾は大分の中でも数少ないと思います。

もちろん指導のクオリティーにも自信があります!(今年度体験いただいた方の入塾率は100%です。)

「受験勉強を今から本格的にスタートしたい!」

「共通テストの数学が不安・・・」

「数Ⅲの微積が苦手・・・」

「物理の電磁気が苦手・・・」

「塾に通っているけど英語の偏差値が上がらない」

受験を控えた高校生・浪人生は、皆多かれ少なかれ悩みを抱えていると思います。

その悩み1つ1つに対して、塾講師という仕事に誇りをもって全力で取り組んでいる塾長の中村が、全力で向き合って参ります。

お問い合わせお待ちしております!

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